こんにちは、下山です。
人は過去に縛られて生きる生き物です。
例えば過去の暴落時に大きな損失を被り、いつまでもそのイメージに縛られてしまい、思い通りにトレードができていない方がたくさんいらっしゃいます。
「また同じような損失を出してしまうのではないか・・・」
という不安と恐怖に苛まれ、誤った判断を下し続けてしまう方もいらっしゃいますね。
いかがでしょう?
おそらくあなたにとってもこのことは他人事ではないはずです。
昨年のブレグジットで日経平均株価は一時1,374円暴落しましたが、その際に慌ててロスカットしてしまい、大金を失ったり、
アメリカ大統領選ではブレグジットの経験を生かしトランプ氏の当選を受け、暴落を想定し、売りで入ってみたところ、結局長い下ヒゲになって日経平均株価が2万円を目指すような状況になってしまい同様に大金を失う・・・
という感じで、
相場に翻弄されて全ての判断が裏目に出てしまっている方もいらっしゃるでしょう。
そしてそういった過去の経験がトラウマになりいつまで経っても自信を持ってトレードできていない状態かもしれませんね。
そこで本日は過去のトラウマからあなたが解放されるために必要な
「レジリエンス」についてお伝えします。
「レジリエンス」とは、
心理学の分野で使われる言葉ですが、簡単に説明すると、「不利な状況から立ち直る能力」です。
ここ最近の相場はあまり大きな動きがなくレンジっぽい動きが続いていますのでそれほど大きい不安や恐怖を感じるタイミングはあまり無いかもしれません。
しかし、いずれ必ず大暴落は起こります。
1日で日経平均が1,000円以上、暴落もしくは暴騰するような日は必ず訪れます。
その時あなたが過去の失敗にとらわれず正しい決断を下すための参考にされてください。
絶望からの再生
あなたはフェイスブックのCOO(最高執行責任者)であるシェリル・サンドバーグ氏をご存知でしょうか?
あのフェイスブックにてCOOを務める極めて優秀な彼女は、経済的にも恵まれ、最愛の夫とも幸せな日々を送っていました。
しかし、ある日突然、
休暇先で愛する夫を失い、一気に絶望へと突き落とされます。
そんな時、友人で著名心理学者のアダム・グラント氏から絶望から立ち直るためには確かなステップがあることを教わり、少しずつ絶望から回復します。
そしてその過程が1冊の本にまとめられます。
タイトルは
『オプションB -逆境、レジリエンス、そして喜び-』
彼女の絶望が赤裸々に綴られそしてその状況から立ち直るために何をしたのか、ということが具体的に書かれています。
また、彼女はフェイスブックのCOOですから、フェイスブックCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏や、テスラ・モーターズCEOのイーロン・マスク氏など
著名起業家が登場し、そういった点でも興味深い著書だと感じました。
不安、恐怖は増幅する
印象的だったのは、
子供たちの、どの卒業式にも、どのディベート大会にも、結婚式にも、夫が参加できないことを彼女が嘆くシーンです。
自分は結婚していませんし、彼女の気持ちに感情移入することはできませんが、理解はできます。
自分の力ではどうにもできないこの先の悲劇を考えて、絶望がさらに深まることはあります。
しかし、彼女はその感情に対して
「絶望の渦中にある時、人はネガティブな状況が実際よりも長く続くと予測する傾向にある」
という「感情予測」の研究に基づいた解説を付け加えます。
つまり、
「ネガティブな出来事は自分が思うほど長く続かない」
ということです。
これは人間が自分を守るため、脳の心理的な免疫システムが恐怖をより大きく感じるように動くことによるものでしょう。
そしてここで1つあなたにお伝えするとすれば、
「人間は恐怖を実態よりも大きく感じやすく作られていることを知っておいてください」
ということです。
確か、
「心配事の9割は起こらない」
という本があったような気がしますが、その通りであまりにもネガティブに悲観しすぎることはあなたに損失をもたらしますので、
気をつけて下さい。
いざという時の命綱が精神状態を安定させる
著書には上記のような心理学的アプローチについていくつも書かれているのですが、
もう1つ、ストレスに関して気になった心理学的実験がありました。
実験の被験者にランダムな間隔で不快な音を聞かせた上でパズルなどの課題に取り組んでもらいます。
しかし一部の人にだけあるボタンを渡してこう伝えます。
「騒音があまりに不快になったらこのボタンを押してください。そうすれば音は止まります。」と。
結果どうなったか?
予想通り、ボタンを与えられた被験者の方がミスが少なく冷静さを保っていました。
ただし、驚くべきことにボタンを押した参加者は1人もいなかったのです。
つまり、
実際に騒音を止めたから冷静さを保てていたわけではなく、
”ボタンの存在が被験者の意識をコントロールすることに貢献した”
ということです。
言い換えれば、
「いざというときの
命綱のようなものがあれば
人は精神状態を安定させることができる」
ということです。
いざという時に頼れる何かを探せ!
そして、本日、一番あなたに伝えたかったことは、
「いざという時に頼れる何か」
を見つけた上でトレードしてください、ということです。
最悪の事態に陥ったとしてもこれがあるから大丈夫、
という気持ちでトレードをすることができればリスクに対して必要以上に恐怖を感じることもありませんし、
過去のトラウマから開放されてルールに沿ったトレードができるようになる可能性は一気に高まるでしょう。
実際、自分は本当にいろんなトレーダーの方と接してきましたが、本当に利益を獲得している方は心の拠り所となるものを持っています。
それは手法だったり、講師だったり・・・
とにかく、最悪の事態に陥っても頼れる何かを持っています。
ですからあなたも最後に頼れる何かを見つけてください。
それでは、
あなたが安定的に利益を獲得されることを心から願っています。
本日も最後までご覧くださいまして、ありがとうございます。
下山敬三
PS:
もし頼れる何かが見つからなければ、株アカデミーを頼ってください。
自分が主催する株アカデミーには自分以外にも講師やスタッフがいて
あなたが最悪の事態に陥らないよう事前に指導させてもらうことはもちろんのこと、
万が一最悪の事態に陥ったとしても、その状態からいかに挽回するか、
その戦略を親身になってお伝えします。
ですから「本当に最悪の事態に陥ったとしても相談すれば必ず答えを出してくれて、巻き返してくれる」
と思えるでしょう。
そして精神的に安定した状態でトレードができるようになります。
実際に生徒さんからは、
「本当に支えになっている」
といった声もいただきます。
もちろん、投資スクールは株アカデミーだけではありませんので株アカデミーじゃないとダメとは言いません。
あなたが信頼できる講師を見つけていただければそれで良いと思います。
ただ、自分は7年以上にわたって利益を出しており、その証拠もしっかりと提示していますので、同等以下の実績しか持っていなかったり、そもそも実績を公開していない講師を選ぶくらいならば、
まずはぜひ一度
試しに株アカデミーを体験してみてください。




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