なぜ?適当トレードで損失300万を取り戻せたワケ

ご存知の通り、先週ビットコインが暴落しました。

ドイツ連邦銀行の総裁が国際的な規制の枠組みについて言及したり、中国人民銀行がビットコインなどの仮想通貨の完全禁止について言及したことが暴落の要因として言われています。

他にも、「韓国政府が仮想通貨取引所閉鎖の法案準備中を発表するも、投資家多数の反発で翌日に計画を撤回」
韓国政府、仮想通貨取引所閉鎖の法案準備中を発表するも、投資家多数の反発で翌日に計画を撤回——法務部長官の辞任を求める署名が6万筆

というニュースもありましたが、こちらのニュースも暴落と無関係とは言えないでしょう。

ただまあ、特に驚くような事件ではありませんよね。暴落は起こるべくして起こったことです。

ビットコインに限らず株でもFXでもどんな相場においても暴落は必ず起こりますしね。

しかし・・・「暴落はいつか起こる」と頭では分かっていても、一度ポジションを持つと、「自分が買いポジションを持っている間は上昇するに違いない」と都合良く考えてしまうのが人間心理であり、あらかじめ暴落に備えられる方は非常にマレです。
そして実際に今回のビットコイン暴落で大きく損を出した方がいらっしゃいます。

この記事を読まれている方の中にも今、絶望感に苛まれている方がいらっしゃると思いますが・・・今回はそのような方に紹介したい記事があります。

こちらです。


Yahoo!news-コミュ力もリーダーシップもいらない。元Google社員が語る、本当に“優秀な人材“とは

Googleで人材開発に従事し、現在は国内外の企業で人材育成のコンサルティングをおこなうピョートル・フェリークス・グジバチ氏のインタビューです。

氏はインタビューの中で成果を出す人間についてこう述べています。

「どんな大学を出たか」は入社後のパフォーマンスと

相関関係がなかったことがわかりました。

わかったのは、「これまでの人生で苦労をしたかどうか」でした。

人生の中で、戸惑ったり、脱線したり、事故にあたり、病気になったり、浪人したり、好きな人を失ったり…。

そういった苦労した人たち、

挫折した人たちは、

会社のなかでパフォーマンスを発揮していました。

挫折というのは、自分自身を見つめ直すチャンスです。

アイデンティティを作り直す機会でもある。

次のチャンスを、自ら探しに行く必要があると考えられるかどうか

・・・

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00010000-huffpost-bus_all&p=3

世界的企業を生み出すシリコンバレーでも「fail fast」つまり「さっさと失敗しなさい」という言葉が当たり前のように使われますが、結果を出す人間は大きな挫折や失敗を必ず経験しているのです。

ですから、もしあなたが、ビットコインに限らずトレードで大きな損失を出したことを気にして絶望感に浸っているとしたらそれは非常に愚かなことです。

むしろ成功へ一歩近づいたということに希望を感じるべきです。

もちろん、損失を出したことに対し、絶望、失望する気持ちも理解できますが、長い目で見れば、どうでも良いことです。改善点だけ考え、さっさと忘れてください。

ちなみに、自分が学長を務める株アカデミーにはバフェット氏と同じ年利20%を達成された方を表彰させていただく『バフェット賞』という賞がありますが、昨年2017年の表彰式で最優秀賞を獲得された庄野さんという方は300万円の損失を取り返されました。ご年齢は80歳です。

30年の相場経験を経て2010年に建玉を整理したところ300万円の損失が確定しましたが、株アカデミーの波乗り投資法を信じて実行したところ、その損失を取り戻した上で、現在は引き続き安定的に利益を獲得し続けられています。

表彰式当日は「いい加減にトレードしても株価の上げ下げに関わらず利益が出る手法は初めてで、これだ!と感じ、信じて学び始めました」というお話もしてくださいました。

損失を取り戻すことがそう簡単なことではないことは経験者の方なら良くご存知のはずです。

元本が減れば減るほど高い利益率を出さなければいけませんからね。

しかし、諦めず正しく学べばその方のように必ず復活できます。
どうかそのことを忘れないでください。

庄野さんが300万円を取り戻すまでにしたこと

では、300万円を取り戻した庄野さんは何をどのように実践されて損失を取り戻されたのか?

表彰式の会場で庄野さんにインタビューをさせていただくと

「びっくりしました、間違いではないですよね?(笑)かなりいい加減なトレードしかしておりませんので、このような賞をもらえるとは思っていませんでした。」とおっしゃっていましたが、庄野さんは、適当にトレードされています(笑)

もちろん、「一切何も考えずトレードしている」ということはありませんが、少なくとも何時間もチャートを睨み続けけたり、銘柄選定のために四季報を読み漁ったり、そんな報われない努力は一切されていません。

じゃあ一体何をしているのか?庄野さんが表彰式当日のインタビューにて波乗り投資法について語ってくださったこちらの言葉にヒントが隠されています。

「買いと売りの建株をきちんとセットしてやれば、損切りする必要がない、という点が大変な魅力です。普通の人は塩漬けになる前、あるいはなった後で損切りせざるを得ないのですが、損切りをする必要がない、これは画期的だと思います。」

一言でまとめると、「信用取引によって買いポジションと売りポジションを両方持つので、株価が上がっても下がっても利益が生まれる。損切りも不要。」ということです。

「でも両建てしていたら損もしないけど利益も出ないでしょ?」と思われるかもしれませんが、例えば、株価1,000円~1,500円程度のレンジをウロウロし続けている銘柄であればどのタイミングで買いで入っても売りで入っても待っていればいずれ必ず含み益が出る瞬間が訪れますのでその時に決済すれば良いだけなのです。

ここで名前は明かせませんが、実際に株価1,000円~1,500円程度のレンジをウロウロし続けている銘柄が存在し、そちらの銘柄で株アカデミーの会員様はラクに利益を出されています。

もちろん、相場に絶対はありませんし、レンジを外れて思いがけない動きをする時もあります。
しかし、そのような時も波乗り投資法には、含み損を含み益に変えられる秘策がありますので全く問題ありません

本質を見誤るな!

いかがでしょう?

庄野さんが適当にトレードして300万円の損失を取り戻された理由が少しご理解いただけたでしょうか?

大切なことは「株価が上がっても下がっても勝てるトレードをする」ということです。

ちなみにここ最近、投資関係で様々なサービスが生み出されています。
以前にもお伝えしたように、AIが「本日のオススメ銘柄」や「本日の見通し」について日々教えてくれるサービスが各証券会社からリリースされていますが、自分としてはそういったサービスを利用して勝てるようになるとは到底思えません。

AIの指示通りやってそれで全員が勝ててしまったら株式市場は崩壊ですよね。

また先日はLINEまで資産運用サービスに参入するとのニュースが発表されたり、

LINE、アプリで資産運用 ネット証券に出資 – https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25800670X10C18A1EA2000/

個人トレーダーがトレードしやすい環境も日々構築されていますが、このような環境の変化も相場で勝つこととは一切無関係です。

その証拠に自分はいまだにガラケーだけでトレードを済ませます。パソコンはもちろんのこと、スマホさえ使いません。ガラケーのみです。本当です。

高機能のチャートや売買システムを使うことと、勝つこととは何の関係も無く、ガラケーで十分だからです。

断言しますが、最低限、株価が確認できて売買ができればチャートなど見なくても利益は生まれます。

どうか世の中の進化に流されず、トレードで勝つことの本質を見失わないでください。

それでは本日も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

下山敬三

追伸
株価が上がっても下がっても

打ち出の小槌のように利益が生まれ続ける波乗り投資法は
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