FX会社が合法的に顧客の損失分を搾取してる事ご存知ですか?

呑み行為

こんにちは、下山です。

「少子高齢化」が着実に進行しています。

総務省の発表によると今年6月1日現在の確定値で昨年に比べて20万3千人も減少しているとのこと。

http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201711.pdf

しかも内訳がヤバいことになっています。

  • 15歳未満:マイナス18万3千人
  • 15~64歳:マイナス60万7千人
  • 65歳以上:プラス58万6千人

最も働き盛りの15~64歳が60万人以上も減る一方で65歳以上の人口が58万人も増加しているのです。こうして実際にデータを見ると改めてその異常さが浮き彫りになります。そして出生率が改善される見込みは今のところは全くありませんし、むしろ悪化する傾向にあります。

その結果、どのような苦難が日本国民に待ち受けているのかはなんとなく想像していただけるかと思いますが・・・

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること(講談社現代新書)』にこのようなことが書かれていました。

やせ細った若者が丸々と太った高齢者をかつぐ』と。

その内容の一部を紹介すると・・・

 
若者3人が高齢者1人を支える「騎馬戦型社会」から、

マンツーマンで高齢者を支える「肩車型社会」へ変換するというたとえ話が現実になりつつある。

すでに2、3人で1人の高齢者を支えている状態にあり、肩車型社会の到来も迫っている。

そして問題の本質は単純に数にあるのではなく、高齢者の体重(負担)が若者にのしかかるところにある。

例えば75歳を超えると大病を患う人が増え、1人当たりの費用が74歳以下の5倍近くもかかるというデータもある。

という感じです。

もはや、日本破綻のシナリオしか考えられないような内容ですね。

もちろん未来のことは誰にも分りませんが、どこかのタイミングで誰かが犠牲を払わなければいけないことは間違いありません。

若者が過度な負担を強いられ、高齢者が国からの支援をほとんど受けられなくなる日が訪れることは確実でしょう。

そして今、目の前にある現実を的確に捉え、備える人間だけが生き残れる、と断言できます。ですから、1秒でも早く、1日でも早くトレードのスキルを身につけるべきです。

はっきり言ってしまえばあなたが株を勉強してもしなくても自分としてはどちらでも良いのですが、せっかく貴重な時間を使って本記事を読んでいただいているので少しでもより良い未来を実現して欲しいと思っています。ということで、本日もここからはトレードに関する情報を提供させていただきます。

本日は、「証券会社のノミ行為」というテーマでお伝えします。

顧客の損失分が丸々利益になる裏の仕組み

ノミ行為」という言葉をご存知でしょうか?おそらく競馬をされる方でしたらご存知かと思います。

例えばあなたが誰かに「1万円分の馬券を代わりに買ってほしい」と頼まれるとします。するとあなたの脳内で悪魔がささやきます。「どうせ当たらないだろう」と。そして「どうせ当たらないのだったら馬券を買わずにその1万円もらっちゃえよ」と悪魔は教えます。

そしてもし本当にあなたが馬券を買うことをやめて、依頼主の予想が外れたら、あなたの手元には丸々1万円の現金が残るわけです。

このように、資金を預かり、「馬券を買う」と約束しているにも関わらず馬券を買わず、資金を自分のポケットに入れてしまうことをノミ行為と言います。

ちなみにこれは違反です。やってはいけません。

しかし、実はこの行為が許される世界があるのです。それは・・・

FXはノミ行為が当たり前

実はFXの世界ではノミ行為は禁止されていません

どういうことか説明しましょう。

例えばあなたがFX会社の口座に100万円を入金してドル円相場において1ポジション分の買い注文を入れるとします。注文が約定するとあなたの口座画面には1つポジションが表示されます。しかし、もしFX会社がノミ行為を行なっていた場合、実はその注文は実際にマーケットには出されていません。

そして、もしドル円相場が下落し、あなたがロスカットをして損失を出してしまったとしたら、証券会社はあなたが出した損失分の金額を丸々利益として受け取ることになります。

本来であればFX会社はマーケットに注文を出し、顧客の勝敗に関わらず、手数料だけを受け取るはずが、あなたの損失を証券会社が丸々受け取ってしまうことになるのです。

もちろん、あなたが勝てばノミ行為を行なっているFX会社はあなたが勝った利益分を丸々支払わなければいけませんが、相場の世界では95%以上のトレーダーが相場から退場していると言われていますので、FX会社がノミ行為をすれば基本的にボロ儲けですね。

もしあなたがFX会社の人間だったらどう思いますか?

ノミ行為の方が儲かりそうだと思いますよね?顧客からの注文をマーケットに流さず、ただ顧客が損をするのを待ってその損失をごっそりいただく方が稼げそうですよね。

実際その通りで、FX会社としては手数料よりも圧倒的に利益が得られますので、あなたがFXトレードをすれば基本的に裏でノミ行為が行われていると考えるのが自然ですね。

(※くりっく365の場合はシステムが異なります。)

FXトレードをされる際はノミ行為が行われていることを前提にトレードされるのが賢明でしょう。

そう言えば、FXのキャンペーンって全体的に気前が良すぎると思いませんか?また、実質的な手数料であるスプレッドもものすごく小さく設定されていますよね?

「これで本当にFX会社は儲かるの?」と思われるかもしれませんが、裏でノミ行為をして顧客の損失を吸い取っていれば手数料やキャンペーンのキャッシュバックの費用なんてすぐにペイしてしまうんですね。

まずは株から始めてください。

ここまでの話から、トレード初心者の方がいきなりFXに手を出す事は危険だと言えます。

FXの場合、実質的にFX会社のディーラー相手にトレードすることになります。ディーラー相手の戦いです。

しかもあなたのポジション状況や注文はすべて筒抜けです。

さらに言うと、相場のレートを動かしてあなたが入れているストップロスを意図的に約定させることだって可能です。

そんな不利な状態で戦うことは得策とはいえません。

ですから、トレードをするのであればFXよりもまずは株をされた方が良いでしょう。

なぜなら株の売買においてノミ行為が禁止されているからです。

証券会社が顧客から受けた注文を証券取引所を通さずに証券会社自身が顧客の注文に対し反対売買を行い、注文が約定しているように見せかけるようなことは明確に禁止されています。

ですから、自分としては公平性という面から考えても「株とFXで迷うなら、株から始めるべきだ」と考えています。

手数料はFXよりも割高ですがここ最近、手数料も値下げされる傾向にありますしね。

(参考記事

SBI証券、国内株信用取引の委託手数料を引き下げ

もちろん、不利なFXであろうと、勝てる手法をしっかり身につけていれば株でもFXでも勝てるようになりますが、FXの場合、全体的にボラティリティが大きい傾向にありますのでまずは値動きがそれほど大きくなくて安定している株の個別銘柄でしっかり勝てるようになることを目指すべきです。

ちなみに株アカデミーでも波乗り投資法をFXに応用して利益を獲得する「FXマスターコース」もありますが、まずは必ず推奨銘柄で株トレードをしていただいております。

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いずれにしても手法を学ぶと同時にどのようなルールのもと取引が行われているのか、裏の仕組みを把握され、証券会社の餌食にならないようご注意ください。

それでは本日も最後までご覧くださいましてありがとうございます。

下山敬三

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