こんにちは、下山です。
株トレードにおいて、「低位株」を買い、将来的な爆上げを期待する手法は割と一般的かと思いますが、今、その手法が消滅の危機にあります。
なぜか?
原因は、2007年の11月以降、全国証券取引所が進めている
「株式の売買単位100株統一計画」に付随して「5万円以上50万円未満が望ましい投資単位である」と謳われていることにあります。
仮にその5万円を100株単位で実現しようとすれば、
5万円 ÷ 100株 = 500円
という計算から、株価は500円以上でなければいけないことになります。
「望ましい投資単位」ですから、絶対にそうしなければいけない、ということではありませんが、暗黙の了解として株価が500円以上になるように、企業側がもっていく流れがあることは間違いありません。
そして、この流れが進めば、いずれ「100円以下の低位株を買って爆上げを待つ」といった手法が一切通用しなくなる日が訪れます。
この手法だけで利益を獲得していた人はこれから稼げなくなるでしょう。
これまで自分は、
「株トレードは一度手法を身につければ半永久的に利益を獲得し続けることができます」
ということをお伝えしてきましたが、選択した手法によっては制度の変更などによって稼げなくなることもある、ということですね。
だからこそ今後稼げなくなるかもしれない可能性がある手法は選ぶべきではありません。また新たに手法をもう一度やり直さなければいけませんからね。
では、将来にわたり半永久的に利益を獲得するためにどのような手法を選択すべきでしょう?
一日わずか10分間の投資で、月100万円の利益
最近、「HARBOR BUSINESS Online」というポータルサイトにてこのような手法を見つけました。
「一日わずか10分間の投資で、月100万円の利益」
だそうです。
このキャッチコピーだけですと、「株を舐めるな!」と言いたくなる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・(笑)
実際に記事を読んでみると、元証券ディーラーの坂本慎太郎氏が提唱する始業前にサクッと数万円の小遣いを稼ぐ「板読みトレード」という手法だそうです。
「板」というのは、特定の銘柄に対していくらの株価でどれだけの「買い注文」と「売り注文」が入っているのかを示したものですが、この板を活用して稼ぐとのこと。
具体的には、まず
①超大型株(TOPIX100銘柄)を除外
②出来高が1000単元以上
③株価が5000円以上
④さらに株価の変動が大きすぎる銘柄を除外
⑤値上がりしているセクター(業種)
この5つの条件を満たす銘柄を選択してまとめておきます。
そして、毎朝上記の銘柄を毎朝チェックし、買い気配に注文が入っていて売り気配がスカスカの銘柄をその朝トレードする銘柄として選び、買います。
つまり、
「買い注文」の多さと「売り注文」の少なさからその銘柄の上昇可能性を判断し、買いを入れるということですね。
で、利益確定は「ここまでは伸びそう」と思うポイントで、損切りは利益確定より小さい幅にしておく。とのこと。
さて、いかがでしょう。あなたはこの手法を使って稼げそうだと思いましたか?
自分は・・・試していないので何とも言えませんが、
正直に感想を言うと、「難しそう」の一言です。
もちろん、このルール通りにトレードすれば利益を確定することができるのかもしれませんが、含み益が出ている時に
「あれ、もっと待っていたらもっと利益がでるのでは?」
なんて考えて絶好の決済タイミングを逃して、むしろ損失を出してしまったり・・・
相場が逆行した時に損切りに失敗して資金を失う人が出ることは間違い無いでしょう。
結局そこなんですよね。
含み益が出た時には欲張らず、含み損が出ている時にはしっかりと適切にロスカットができなくて大多数のトレーダーは悩んでいるのです。
宝くじ当選は破産
そういえば、少し話が脱線しますが、
「先月アメリカで53歳の女性が約830億円の宝くじに当選した」
というニュースが話題になっていました。
アメリカで高額の宝くじが当たった場合、受け取り方法は2種類あり、一括で受け取るか、30年間、分割で受け取るか、選択できるそうです。
ただ、一括で受け取る場合は税金などが引かれ約370億円に減額されるとのこと。分割の場合は全額もらえます。
そして今回当選した女性は約370億円を一括で受け取ることを選び、30年以上勤めていた医療機関を即刻辞めたそうです。
まるで絵に描いたような夢のあるストーリーですね(笑)
ただ、ご存知の方も多いかと思いますが、実は宝くじ当選者の大半の方はその後、破産の道を辿っています。
その理由は、受け取った金額を使うだけの器を持っていないからです。
大多数の当選者は何億ものお金を自身で稼ぐ力を持っていない状態で大金を手にし、気持ちが高揚して豪邸やプライベートジェットなどただただ欲を満たすためだけにその大金を使い、早々に大金を使い果たします。
つまり、間違ったお金の使い方をしてしまうのです。
そして当選金を使い果たした後には異常なな金銭感覚だけが残り、もちろん改めてゼロから働く気も起きず、結局破産の道を歩むのです。
例えば当選金の一部だけでも金利が高い国に銀行口座を開設したり、金を買ったり、値上がりが期待できる不動産を購入したり、とにかく、将来にわたり利益を生み出してくれる資産を買う、といったことができれば
本当の意味で生涯にわたり悠々自適な生活を送ることができる可能性が高いのに・・・当選の事実に舞い上がってしまい、そういった理性ある行動を選択することができる当選者はそういません。
半永久的に稼げる手法
話が逸れましたが、いずれにしても、結局人間というのはお金を目の前にすると、冷静ではいられなくなる生き物だということが宝くじのエピソードからお分かりいただけるでしょう。
そして、だからこそ、利益や損失を目の前にした時も適切に対処できるかどうかがトレードにおいて勝者と敗者を分けるということが言え、半永久的に稼ぐためには欲望や恐怖にいちいち翻弄されない手法でトレードすることが必要だと
自分は考えています。
では、欲望や恐怖にいちいち翻弄されない手法とはつまり・・・?
自分は相場の予測に頼らず、相場が上がろうが下がろうが最高の結果が出ることが分かりきっている手法だと確信しています。
「ここで決済したほうが良いのか、いや、もう少し待ったほうが良いのか」
なんていう絶対に答えの出ないことをうだうだと考えてしまうから迷ってしまい、結局、欲や恐怖が絡み資金を失ってしまうわけで、
だからこそ、「相場は読まない」と覚悟を決めて、
そして相場が上がっても下がっても利益を出すためにはどうすれば良いのか、という戦略を立てることに集中することこそが勝ち続ける秘訣です。
おそらくこの話だけでは何を言っているのかよく分からないでしょう。
しかし、事実として私は「上がっても下がっても利益を出すためには?」ということを追求した、
「波乗り投資法」という手法を使い、7年以上勝ち続けていますし、これから生涯勝ち続けられる確信を持っています。
もはや株だけで十分に生きていけることが当たり前の状態です。
信じられない方は体験セミナーにて実際に体験されてください。
参加していただいた方にはいつも、
「株で稼ぐことがこんなに簡単だったとは・・・」
ということを言っていただけています。
⇒ http://kabu-ac.com/naminori_seminar/
それでは本日も最後まで
ご覧くださいましてありがとうございます。
下山敬三




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