年金崩壊の「2025年問題」勃発後を生き抜く術をあなたに

人口減少

こんにちは、下山です。

2025年問題」をご存知でしょうか?

先日、こちらのサイトを読んでいて改めて、

2025年の日本がどれだけヤバい状況にあるのか、ということを感じました。

→ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48254

ちなみに、「2025年問題」とは何か?

ご存知ない方のために上記のサイトで紹介されていた、
政策研究大学院大学名誉教授の松谷明彦氏による説明を引用しておきます。

「これから10年間で、

日本の人口は700万人減ります。

15歳~64歳の生産年齢人口が7000万人まで落ち込む一方で、

65歳以上の人口は3500万人を突破する。

2025年の日本は、団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、

国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、

人類が経験したことのない『超・超高齢社会』を迎える。

これが『2025年問題』です」

もちろん、恐怖心を煽るつもりはありませんが、

“必ず訪れる日本の現実”

を正しく理解せず、そして何の準備もせずに2025年を迎え、あなたが絶望と後悔の念に苛まれないように、2025年に日本で何が起こるのか、ぜひ知っておかれるべきです。

そして本日のメルマガは、

「2025年に日本がどういった状況に陥るのか、それに対して今から何を準備しておくべきか」

ということをテーマに、自分なりの考えも入れながらお話させてもらいます。

10人に1人はボケている2025年の日本

まず1つ聞かせてください。

あなたは、日本の人口が減りつつあることにどれだけの危機感を抱いていますか?

「ヤバい、ヤバい」と世間で言われていることは知っていても、そこまで危機感を抱いている方は少ないのではないでしょうか?

「なんとなくヤバそうだ」と思いながらも、内心「まあなんとかなる」とか

「国がなんとかしてくれる」と考えている方も多いでしょう。

「年金だって、結局破綻することは無いだろう」と。

しかし、はっきり言わせてもらいますが、国は助けてくれません。

いえ、助けられないのです。

冒頭で紹介したサイトには、「年金」に関して社会保険労務士の大曲義典氏による下記のような分析が掲載されています。

“年金をはじめとする社会保障費は、

現在の約120兆円から、

2025年には総額150兆円に増えると考えられます。

しかし、’14年に厚生労働省が行った将来予測は、

『現役世代の賃金はこれから毎年上がり、

10年後の保険料収入は40兆円に達する見込みだ。

だから年金は破綻しない』といった、

実態からかけ離れた仮定が満載で、

明らかに『絵に描いた餅』でした。

現実的な値をもとに計算すると、

遅くとも2030年代前半には、年金積立金は枯渇します。

『所得代替率(現役時代の給料と年金支給額の比率)

50%を死守する』

という政府の目標も、おそらく叶わないでしょう”

(引用元:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48254?page=2

いかがでしょう?

これを読むだけでも年金がいかに非現実的な予測に基づいて計算されているか、ということがお分かりになるでしょう。

要約すると、政府の試算は甘い見通しが前提になっており、現役時代にもらっていた給料の半額も受け取ることはできない可能性が極めて高い、ということです。

さあ、本当にそんな未来が訪れた時、あなたは生活できますか?

億を超える資産や貯金がある方であれば大丈夫かもしれませんが、大半の方が年金だけでは足りない生活費を貯金を切り崩して補いながらなんとかやりくりし、貯金が枯渇することを恐れる日々を送ることになるでしょう。

こういったことをお伝えすると、「でも未来のことは誰にも分からないでしょ。」と言う方もいらっしゃいます。

しかし、今のところ「人手が足りていない」と言われている割に賃金は上がらず、企業の内部留保だけが上がっている状態です。賃金が上がらなければ、保険料収入も増加しません。

さらに、

「保険収入が増えるどころか、人口減少によって保険料収入は減少の一途をたどる」

と考える方が、よっぽど現実的です。ちなみに、冒頭の説明で「これから10年間で、日本の人口は700万人減る」とありましたが、これがどれだけの人数か想像できますか?

日本の都道府県別の人口ランキングを確認するとトップは東京都の約927万人で、2位が神奈川県の372万人ですが、これから10年間で人口2位の神奈川県約2つ分が消滅するくらいの人口が減る、ということですね。

「でも誤差もあるかもしれないし」と思われるかもしれませんが、誤差は考えられません。

P.F.ドラッカーは、著書『イノベーションと起業家精神』にて下記のように述べています。

「人口、年齢、雇用、教育、所得など

人口構造にかかわる変化ほど明白なものはない。

見誤りようがない。予測が容易である。

リードタイムまで明らかである」

つまり、「人口」ほど未来予測が正確な数字は無いのです。

当然ですよね。

出生率、死亡率などを統計学の観点から考慮した上で現在の人口構造をそのままスライドさせれば極めて高い確率で未来の人口構造は割り出すことが可能ですから。

ですから、年金もろくにもらえず、1200万人以上が認知症になり、10人に1人はボケている世界が日本に存在する可能性はほぼ100%でしょう。

リーマン級のショックがきても資産を減らさずに耐える資産運用術

では、今あなたが未来のために始めることは何か?

まず始めるべきは、「生活費の見直し」でしょう。

徹底的にやりましょう。

生活費の見直しを考えるときに1つ参考になりそうな記事が日経マネーの2017年10月号に掲載されていたので紹介しておきます。

ある投資家の方の資金捻出術です。

・住居費削減のため、妻の実家で生活

・家族旅行はお金のかからないアウトドアキャンプ

・夏場は子供と市民プールや海

・ポイントを貯めるクーポンアプリをフル活用

(吉野家に来店するとポイントがもらえる「Tamecco」など。)

かなり徹底していますよね(笑)

でもこの方、この節約術のおかげで給与はほぼ手付かずでストックできる状態を実現中、とのこと。

そして株トレードの方では

「リーマン級のショックがきても数年は資産を減らさずに耐えられそう」

ということです。

ここまで徹底するかどうかは別にして、手元に資金が無い状態ならば、まずはこの投資家の方のように、「削れる経費は無いか」徹底して考えてみてください。

収入を増やすことも大切ですが、費用を削減することの方がずっと簡単にできますよね。

その際に、ポイントとなるのは、金額が大きい支出から減らすことです。

そして、資金が捻出できたなら、その資金を堅く増やすことを考えましょう。

手段としてお勧めしたいのはもちろん「株」です。

ただし、せっかく節約して生み出した資金です。とにかくまずは絶対に減らさないことから考えてください。

最初は「絶対に負けないこと」を意識されてください。

こんなことを言ってもテンションが上がらないかもしれませんが、相場の世界は何百億もの資金を投入して根こそぎ資金を奪っていく強者たちがゴロゴロいる世界です。そういった相手と戦わなければいけないと考えて謙虚になるべきです。

トレードでは他人の顔が見えませんからついついそのことを忘れがちになりますが、まずは無茶なリスクを取らないことを心がけてください。

でも謙虚になればなるほど驚くほどの利益を獲得できるようになりますのでご安心ください。あなたの資産はコツコツ増え続け、1年後には驚くほどの金額になっています。

心配しなくても信用取引を利用すればレバレッジを効かせることも可能ですから、年利100%もあり得ます。

また、負けないことを徹底するだけでもよっぽど変なトレードをしない限り確実に利益は出ます。

逆に、お伝えしたことを守ることができないのならばどんな手法を使っても勝つことができませんのでどうかお気をつけください。

それでは本日も最後までご覧くださいましてありがとうございます。

下山敬三

PS:

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